3月23日にオープンしました岡崎和郎「補遺の庭 − 存在論的」、初日から一週間余りで中断せざるを得ませんでしたが、このタイトルとした「存在論」を明示するかのように作品自体は今も静かに画廊空間に息づいています。
観客のなく自立している作品…あたかも展覧会とは? という根本的な問題を突きつけられている思いがします。この4月16日に卒寿を迎えた作者は今この時点でも前に向かっています。1989年の「Hisashi」展を初めとしてほぼ毎年のごとく、展示回数は今回で33回を重ねています。その中で「補遺の庭」と主タイトルとした過去の展覧会歴を選んでみました。
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岡崎和郎 ー 補遺の庭
2020 | 3.23 - 4.17 | 補遺の庭 - 存在論的 |
2018 | 3.17 - 4.18 | "さるのこしかけ" が与えられた時、補遺の庭に立ち現れた三つの知覚像 |
2006 | 2.27 - 3.24 | 岡崎和郎 補遺の庭 -HISASHIと水と- |
2005 | 2.14 - 3.11 | 岡崎和郎 補遺の庭 - P. モンドリアンの風景 |
1999 | 6.21 - 7.16 | 岡崎和郎 補遺の庭 天に |
1996 | 6.24 - 7.19 | 岡崎和郎 補遺の庭 |
1994 | 4 | 展示室「月」-補遺の庭(奈義町現代美術館) |
「補遺の庭」は磯崎新が設計した三人の美術家(宮脇愛子、荒川修作、岡崎和郎)で構成された奈義町美術館の岡崎和郎「月の部屋」が最初になります。
2020.3.23 - 4.17 補遺の庭―存在論的
2008.3.17 - 4.18 "さるのこしかけ" が与えられた時、補遺の庭に立ち現れた三つの知覚像
2006.2.27 - 3.24 岡崎和郎 補遺の庭 -HISASHIと水と-
1999.6.21 - 7.16 岡崎和郎 補遺の庭 天に
1996.6.24 - 7.19 岡崎和郎 補遺の庭
1994.4 展示室「月」―補遺の庭(奈義町現代美術館)