ギャラリー、東京パブリッシングハウスと共に2012年よりNPO法人JCRI(Japan Cultural Research Institute)も共同の場で活動しています。地道であまり目立つことはありませんが、その活動の一つの柱としてアーカイヴのネットワーク化を目指しています。アーカイヴをどう捉えるかはその場の立ち位置により多様な性格があります。美術館、研究所、大学等々は、各々所蔵する資料の性格によって独自のアーカイヴの構築を目指し、その重要性を強く注視しているように思われます。私たちにとって一番身近な対象は何と言っても制作者本人のアーカイヴだと言えます。そしてその制作者に並走する各々のギャラリーの活動記録も後代に生きたメッセージになると考えています。現在、一つのケーススタディとして横田茂ギャラリーの資料のアーカイヴ化を進めています。

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横田茂ギャラリーアーカイヴ図式